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💬 雑談総合


No.5781678
合計:
#847
おばあさんはそれを売りに市場へ行くと、高値でも飛ぶように売れた。 気を良くしたおばあさんは・・・
『いつまでもここに居なされ』と美しい女性に言った。
そうして一か月、女性ははたを織り続けた。

大金を手に入れたおじいさんは
『これで、何の心配なく、年を越せるな。』と喜んでおったそうな。 しかし、どうやってはたを織るのかどうしても知りたくなった、おばあさんは、『絶対見てはいけません。』という誓いを破ってしまい、障子を開けて中を覗くと…

そこには、すべての羽が抜け落ちた、みすぼらしい一羽のつるが、おったそうな。 腰を抜かして動けないおばああさんに、つるはひとこと言った。

『見るなといっただろう、ばあさん!』 そして、おじいさんに、『あの金は、もともと私のお金だろ、稼いだ金を持ってきな!』といい、しんしんと雪が降る中、その金をくわえて、どこかへ飛び去ったそうな・・・

ショックを受けた、おじいさんと、おばあさんは、それ以来ふさぎこんでしまったそうな。

約束を破ったらロクな事は無いという、深い教訓のあるような無いような、今に伝わる昔話であったそうな…。😡


         【完】


[ 黄門 ◆YmExYTdk ]
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