原発稼働が温暖化対策になるという嘘やデマ
原発も燃料製造や放射性廃棄物処理に石油を使うので、ＣＯ２二酸化炭素を排出します。
ＣＯ２排出量の数値は、原発が実現していない将来の値、太陽光等はデータの古い値を説明に使い続けていることが多い実態。
ＣＯ２原単位に関しては、原発が火力発電を上回ることはないものの、太陽光や風力等の再生可能エネルギーよりも劣るということが実態。
原発が地球温暖化対策にならない理由
①省エネと自然エネルギーが一段と遅れる。
②原発は、トラブル･不祥事･裁判･自然災害･自然現象によっては、直ぐに停止する。（自動停止･手動停止）
③原発も温暖化を進める。
原発も発電の過程の仕組みで、火力と同じくお湯を沸かして、その蒸気でタービンを回す。
日本は実験炉以外についてプルトニウムだが、世界の原発で産出される燃料ウランは、核分裂による熱でお湯を沸かすので、ＣＯ２を排出しない。
しかし、そのウランの採掘･精製･加工時ではＣＯ２を排出する。
そのプロセスでは、船などによる輸送でもＣＯ２が発生する。
燃やした後は、使用済み核燃料になり、数万年（北欧ﾌｨﾝﾗﾝﾄﾞ･オルキルオト原発に隣接の核廃棄物最終処分場「オンカロ」では１０万年を想定）、環境から隔離しなければならい。
その最終処分施設の建設、維持を行う間にもＣＯ２が排出される。
もう一つの問題は、「温排水」。
原発では、燃料を冷やすために大量の冷水（海･湖･河川等の水･日本の場合は現状、海水のみ）を使う。
その水は、使用後に温まってしまうが、それを元の海･湖･河川に廃棄する。
入れた時より７～１０度温まった状態で、棄てられるため、海水温（湖水温･河川水温）を上昇させ、排水口付近の生態系に影響を与える。
また、雲は主に海水から蒸気を通して形成される。
しかも、温まっただけでなく、化学物質や放射能が含有して、海水温の上昇に加え、化学物質と放射能も生態系に影響を与える。
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