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No.5330206
合計:
#3
牛丼「松屋」一人負けのワケ 業績の見通しに暗雲

消費者の節約ムードが広まり、真っ先に影響を受けるといっても過言ではない、サラリーマンのランチ。仕事に勤しむガッツリ飯を好むビジネスマンの強い味方であり、ワンコインでお腹を満たしてくれる牛丼だが、原材料高の波が牛丼チェーンに押し寄せている。

その荒波を航行する牛丼御三家のうち、松屋を展開する松屋フーズ<9887>は、業績の見通しに暗雲が立ち込めているが、その理由は?

■コスト上昇が直撃 松屋の厳しさがにじみ出る

牛丼の原材料のうち、最も価格に影響力を及ぼすのが牛肉のショートプレート価格だ。日本食肉流通センターの集計によると、首都圏における最も取引量の多いアメリカ産のショートプレート1キロ当たりの価格は、直近の最安値を記録した2016年の8月から17年4月までの間に、3割近くも上昇している。トランプ大統領の誕生後、ドル/円の為替相場が大幅に円安に振れたことも輸入価格を押し上げる要因の1つともなったとみられる。

輸入牛肉の価格上昇のトレンドを受け、松屋の見通しには厳しさがにじみ出る。18年3月期連結決算の見通しでは、売上高は935億円と前期比で5.0%のプラスを見込むものの、営業利益は41億円、純利益は22億5000万円と、前期比でそれぞれ15.1%と20.7%の大幅な減少となる予想だ。その足かせとなるのが、原価率の上昇で、18年3月期は前期比1.1%増の32.8%となり、金額にして24億円ものコストアップを迫られ、厳しい経営が待ち受ける。


[ 匿名さん ]
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