爆サイ.com 甲信越版

🚃 鉄道・電車


No.11614845
合計:
#1
  80円に290円、そして隣駅でも終点でも一律120円。これは、みな日本の鉄道の初乗り運賃だ。

  運賃が高すぎると、利用者から行政訴訟を起こされたのは北総鉄道(本社:千葉県鎌ケ
谷市)だ。同鉄道が運営する北総線は、東京都と千葉県北西部を結ぶ15駅・全長32.3キロで、
周辺の一大住宅地開発に伴い、新住民の東京都心への“足”となるべく建設された鉄道だった。

  しかし住宅地の構想は、予想をはるかに下回る結果となった。そのため鉄道利用客も少なく、
経営はひっ迫。必然的に運賃高騰につながった。先の裁判の判決では、利用者側の訴えは
認められなかったが、その運賃は安いとはいい難い。たとえば1駅の初乗り運賃は最低でも190円
(京成高砂〜新柴又)、最高で290円(印西牧の原〜印旛日本医大)かかる。

  北総鉄道では、定期券も2010年に値下げが実施されたが焼け石に水で、現在も全線32.3キ
ロ分の通勤定期の値段は1ヵ月で3万4,060円、3カ月9万7,080円、6カ月18万3,930円だ。
例えば、北総線とほぼ同距離で、JR東京駅から西に向かう京浜東北線・根岸線の32.6キロ先
にある石川町駅までの通勤定期代と比較してみると、1カ月1万6,070円、3カ月4万5,790円、
そして6カ月は7万7,110円と、北総線の6ヵ月通勤定期と比べると10万円以上も安い。


[ 匿名さん ]
TOP