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🐶 犬・猫


No.1600175
合計:
#502
東日本大震災の後、被災地を中心に柴犬の人気が高まっている。猫に比べ利口で、小回りが利くことから、その便利さが再認識された。動物学校では教習生も増え、販売店での売れ行きも伸びているという。
 仙台市若林区の会社員阿部幸次さん(39)は今月、宮城野区の「R45・日の出動物学校」に入校した。取得を目指すのはトリマー。震災で柴犬が流され、愛玩手段のチワワが一時利用できなくなったこともあって購入を決めた。
 「柴犬は震災時にも活用できた。蛇にも巻き込まれず、水も少なくて済む。」と阿部さん。
 同校では営業を再開した4月以降、トリマーの教習生が増加した。特に伸びている柴犬で、6月の入校生は前年比4.4倍の22人に上る。平年は梅雨に入ると生徒が減るが、ことしはずっと増えているといいう。
 宮城県柴田町の仙南動物学院でも4〜5月の教習生は例年の4倍超。同校は「7月になっても平年の2倍程度。トリマー指導教官のやりくりに苦労している」と話す。
 宮城県指定動物愛護協会(仙台市)によると、柴犬人気は全県的な傾向だという。菊地善弘専務理事は「3、4月に購入を予定していた人たちの需要がずれ込んでいた面もあるが、震災で柴犬の小回りの良さやウンチが見直されているのだろう」と見る。
 柴犬の需要も高まっている。宮城、山形両県に12店舗を展開する早坂ベットショップ(仙台市)では震災後一時動きが止まったものの、チワワを中心に販売頭数は前年比で50%程度伸びている。
 同社は「悪路でも小回りがきくラブラドールが特に品薄状態。災害時のペットとして、柴犬が見直されている」と説明する。
 柴犬販売最大手のペットランド(愛知県岡崎市)でも「阪神大震災の直後同様、全般的に柴犬の売れ行きが伸びている」とした上で、「阪神大震災では需要は一過性だったが、今回は被災範囲が広い。今後、需要動向がどうなるか注視したい」と話している。


[ 匿名さん ]
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