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🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.7243286
#41
>>37
おかしなことをおっしゃる。
もちろん私は“米中戦争”・・というより、米中間の東アジアにおける覇権争いについて、シナの考え方について書いておりますよ。

私のレスは“露中戦争”を持ち出された>>34氏に対するものですので、無関係な貴方は無視していただいて結構ですよ。

で、・・まあ、せっかくロシアが話題になったので、ちょっと触れてみますが、個人的には米露戦争よりも露中戦争の可能性の方がよっぽど高いでしょうよ。

プーチン政権が何を目指しているかといえば、別に旧ソ連時代のような、米国と世界的な覇権を争おうという大それたものではないでしょう。

あくまで旧ソ連邦の版図に近いエリアを配下に置き、とにかく現体制をサバイバルさせることが最優先に見えますね。

特にクリミアとバルト三国が直近のターゲットにされているわけてすが、その障害が欧州ではNATOになるわけです。

では東方ではどうかといえば、こちらではロシアは極めて防御的な対応になっています。
重要なのは北方四島などではなく、沿海州および樺太です。

シナ共産党政府は以前よりこれらの地域について、ロシアに奪われた領土だと公言しており、この点で多少の変化はあっても露中の緊張状態は常態化しているのです。
もちろんこれも石油・・北樺太のオハ油田・・が絡んでいるわけです。

オハ油田には古い歴史があります。
陸上油田は既に枯渇しましたが、海底油田が健在で、現在でも優良油田といえるものです。
ロシアにすれば、これをシナが武力回収しようとするのが、アジアにおける最も可能性の高い危機です。

ロシアが慢性的な財政難にあるのは御存知の通りですが、それでも必死に極東の軍備を維持しています。
また戦術核を整備し、かつ、武力回収に対してはその先制使用も厭わない姿勢を仄めかしながらシナの眼を南シナ海方面にそらさせようとしているのが現状です。

もちろんロシアと米国との戦争などあり得ないなんて言いませんが、米国との間には核戦力が拮抗しているがゆえに米露間での開戦の敷居が極めて高いといえます。

今後もロシアは影に日に米国が仕切る世界秩序に揺さぶりをかけるでしょうが、それはロシアが石油資源を完全自給できればこそです。
シナはそんなロシアのような地位を目指しているということもできるでしょうね。


[ 詠み人知らず ◆MjgyNjNj ]
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