>>455
人事異動やらでバタバタしておりました。
う〜ん、尹氏らしくないですよ。日本の沿岸部は深いんです(例えば駿河湾など湾内でも水深2,500m)。だから海自の潜水艦は出港すれば速やかに海底に身を隠せます。
かように我が国は潜水艦の運用には有利ですし、ついでに言えば外洋に開いていることも相まって機雷封鎖にも比較的強いのです。
この点で不利なのはシナです。
シナ潜水艦が太平洋に出ようとすれば、南西諸島の突破ルートは水深が2,000m以上ある宮古島周辺が有望でしょうが、シナ沿岸部は黄河などの大河から絶えず注がれてくる堆積物のために遠浅です。
よって港を出たシナ潜水艦は、宮古島に辿り着く前に日米の警戒網にひっかかりますし、また機雷封鎖にも弱いんです。
シナ相手に重要な武器は機雷です。魚雷より何倍もコスパがよいことは第二次世界大戦後の調査で明らかです。
しかしシナ海軍は機雷戦に対する備えが甘く、掃海にはほとんど投資していません。有事の際の掃海は漁船にやらせるつもりのようです。
対支有事になればシナ沿岸部は彼我の各種機雷によって埋めつくされるはずですが、シナ海軍にはこれらを掃海することは不可能です。ご自慢の空母も原潜も港から出た瞬間に機雷の餌食でしょう。
しかしこのような地形的な問題が明らかなのに、なぜシナは機雷戦に投資しないのか?この理由について個人的に想像していることはありますが、説得力ある説明は聞いたことがないんですよね。