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🛩️ 自衛隊・軍事総合


No.7243286
合計:
#534
>>525
すいません。イラン革命防衛隊の統制の混乱についてはよく知りません。
しかし共和国軍は革命前から英米の影響が強かったために(F14やフェニックスの購入など)、これを監視する目的で革命防衛隊が創設された経緯もあります。
その意味で革命防衛隊は最高指導者ハメネイ師の武装親衛隊のようなものですから、宗教的忠誠心が保証された集団なのだと思います。

繰り返しますが、現時点では今回のタンカー攻撃が革命防衛隊によるものとは断定出来ません。
しかし、もし革命防衛隊が事件に関与したとするならば、それは下部組織が勝手に動いたのではなく、上層部・・ハメネイ師の意志が働いていると考えるのが自然だと私は思います。

しかしハメネイ師があのタイミングでタンカー攻撃をする動機は何か。攻撃して仲裁者としての日本の立ち位置を見極めようとしたのか?これは考えにくいでしょう。

もしイランの犯行を信じるなら、米国やイスラエル、サウジあたりの謀略説だって動機の上では信憑性がありそうです。
イランが高濃縮ウランの生産再開を明言した現在、早期の武力制裁のきっかけを米国などが欲したと想像することは可能ですから。

また“日本船籍ではないからあえて狙われた”のかも分かりません。
我が国の海運会社は約2,000隻の商船を運用していますが、大半は便宜置籍船で、日本船籍は100隻足らずですから。
また“報道”されているように、ペルシャ湾では5月にも4隻のタンカーの触雷事件がありました(米国はイランの関与を疑いました)。

今回の事件は実行犯が誰であれ、“たまたま”標的になったのが日本の海運会社(パナマ船籍)や日本の積荷を運ぶフネだった可能性もゼロではありません。
いずれにせよ実行犯がまだ不明である以上、その目的も動機も“分からない”としか言えないでしょうね。


[ 詠み人知らず ◆MjgyNjNj ]
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