太田、メダル獲得=5年ぶりの4強進出—世界フェンシング
時事通信 7月17日(金)0時8分配信
【モスクワ時事】フェンシングの世界選手権は16日、モスクワで行われ、男子フルーレ個人の準々決勝で、北京、ロンドン両五輪銀メダルの太田雄貴(森永製菓)がロンドン五輪優勝の雷声(中国)を15—9で破って準決勝に進んだ。
3位決定戦は行われないため、3位に入った2010年大会以来のメダル獲得を決めた。
藤野大樹(東京フェンシングスクール)は2回戦で、千田健太(阿部長マーメイド食品)、松山恭助(早大)は1回戦で敗退。
女子フルーレ個人は草野広美(ネクサス)が2回戦、柳岡はるか(法大)は1回戦で敗れた。
◇太田雄貴の略歴
太田 雄貴(おおた・ゆうき)同大出。06年アジア大会でフェンシングの日本選手として28年ぶりに優勝。08年北京五輪銀メダル、12年ロンドン五輪でも団体銀メダルを獲得。世界選手権では10年に個人と団体で3位に入った。171センチ、69キロ。29歳。滋賀県出身。