剣道はどうやって勝ちを決めるか
1.不意打ちは絶対に禁止 打ち込む相手に見せる しかもどこを打ち込むかの意思も示す必要がある 充実した気勢といわれる
2.打突は剣先が決められた部分に打ち込まれなければいけない 当たっただけでは打ち込みとは認められない 適正な姿勢で正しく打突するという
3.相手を討ち取ったと見たら、攻めを行ってはいけない これを残心という
この3点を決めたならば審判は旗をあげる。
実際これは審判の経験や感情に左右される判定方法です
だから競技者はいかに誤判定と思っても決して抗議せず審判の判断に従う事を教育され、勝利のうれしさを相手に見せつけるなどいう事をしてはいけないルールになっています
これらをビデオ判定やAIによる機械判定を導入することは現実的ではないのです
インターハイで剣先がどこにも触って無くても一本を取る場合があります。これはミスではなく気勢が十分で体勢が見事であり、残心もあることから当たっていると見なしていいと審判が判断しているのです これは審判にもよほどの意思がなけば行えません。剣道の心意気が審判には必要となります。 よって剣道には誤審などという表現をとってはいけないのです これを理解しないとギャラリーで騒ぐ羽目になるのです
以上のことから剣道は国際大会にすることが非常に難しい競技となります