8日午後6時すぎ、長野市松岡のパチンコ店「ベガス1300」から、「店内の壁が崩れ、4人が下敷きになった」と119番があった。市消防局によると、4人は病院に運ばれたが軽傷のもよう。同店は今月3日にオープンしたばかりだった。
当時、店内にいた客によると、メリメリという音とともに壁の上部が一気に崩れ落ちた。崩れた場所は客の休憩用などのスペースにあたり、ソファに座るなどしていた客が一時、落ちてきた壁の下敷きになったという。駆け付けた別の客と店員が、下敷きになった客を助け出した。
救助に参加した人によれば、下敷きになった人たちは頭から出血するなどしていたが、全員意識がはっきりしていたという。
壁が崩れた場所の近くにいたという男性(46)は「車が突っ込んできたというのかと思うくらい大きい音がした」と驚いていた。
県警長野中央署が、壁が崩れた原因を調べている。