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🚓 警察


No.10306397
#995
>>994
私宅監置の禁止後も「社会的入院」が問題に
法律のもと、精神障害者の自由を奪い、監禁した「私宅監置」。
実は、この「私宅監置」について調査を全国で行い、精神病者監護法や国家の無策を厳しく批判した人物がいます。日本の精神医学の父とも言われる、精神科医の呉秀三です。
 今年でちょうど100年前にあたる1918年。その年に発表された報告書の中で「日本の精神障害者はこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし。」という、精神疾患を患うと同時に日本に生まれた患者たちの「二重の不幸」を指摘する言葉を残しています。
こうした、呉秀三による批判もあり、1950年、法律の改正で私宅監置は違法になりました。ところが、その後も問題がなくなったわけではありません。
病院が増え、入院できるようになったことで、閉じ込められていた精神疾患のある人々が、治療を受けられるようにはなりました。しかし、病気や症状が落ち着いてからも自宅や社会に戻れず、長期的に入院せざるをえない「社会的入院」という問題がでてきたのです。


[ 匿名さん ]
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