>>814
川勝知事はあまりに「行政手続き」を理解していない
今回の訂正は、自然環境保全で不特定多数の利害関係者を想定している。
これでは、JR東海などに説明していたリニア着工への手続きを県が勝手に変えてしまったことになる。
このことは現在でも国交省、JR東海は全く承知していない。
県HPの「リニア中央新幹線工事着工までの主な流れ」では、法律、条例等の行政権限に基づいて、リニア問題の課題解決に向けて利害関係者の合意手続きを踏むと説明している。
水問題では、流域市町、利水関係団体の利害関係者の合意が必要である。そのために、県が2018年夏に「大井川利水関係協議会」をつくった。
しかし、生態系への影響については、そのような合意形成を求めていないし、県以外の利害関係者の団体など存在しない。
本稿では、「行政音痴」の川勝知事による自然環境保全に関するとんちんかんな発言を紹介するとともに、このような間違いを平気で追認するのは、水環境だけでなく、自然環境の問題でも、リニア妨害を続ける県全体の姿勢にあることをわかりやすく伝える。