岸田首相に不満爆発
迷走する「減税」で自民政調会議が紛糾
「人事」でも不祥事連発、
3割の岩盤支持層も「飽き飽き」
2023.11/1 15:31
岸田首相は厳しいかじ取りを迫られている
岸田文雄政権で〝炎上〟が続いている。政権浮揚の切り札になるはずだった「減税」方針は二転三転したうえ、国民には「遅い、ショボい、選挙目当て」などと極めて不評だ。自民党内からも不満が噴出し、10月31日の政調全体会議は紛糾した。岸田首相が力を入れた「人事」でも、柿沢未途法務副大臣(衆院議員)が公職選挙法違反事件に絡んで辞任した。すでに、女性問題を報じられた山田太郎文科政務官(参院議員)が辞任に追い込まれており、「不祥事ドミノ」「辞任ドミノ」を懸念する声もある。G7(先進7カ国)議長国として中東緊張に対する姿勢も疑問視されている。火だるま状態の岸田政権は、波乱の臨時国会を乗り切れるのか。
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「地元で評判が悪い」
「給付に変更すべきだ」
「国民に評価されていない。選挙目当てと見透かされている」
「内容が分かりにくい」
「減税を撤回すべきだ」