12月10日午前8時ごろ、愛知県緑警察署。
眼鏡をかけた長髪の男。「トヨタ自動車」の社員で高岡工場に勤務する細野一輝容疑者(43)です。
9日午前2時半ごろ、名古屋市緑区大清水の路上で酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑いがもたれ、その後逮捕されました。
事故現場
逮捕のきっかけは「事故を起こした車が止まっている」という1本の110番通報でした。
通報を受けた警察官が現場に急行。細野容疑者から酒の匂いがしたため、警察が調べたところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
すると、細野容疑者は「知人が運転していた」と説明。この説明を不審に思い、警察は追及したといいます。
それでも「父親が運転していた」とウソの説明を続けたということです。その後、やってきたのは細野容疑者の父親でした。警察に「自分が運転していた」と話したといいます。
父親までも、警察にウソの説明。父親が語る事故状況に違和感があった警察は細野容疑者をさらに追及。逮捕に至ったといいます。
飲酒運転、さらに、事故の後に口から飛び出したウソの説明。
細野容疑者とはどんな人物だったのでしょうか。
「親しげな感じで、あいさつ返ってくる。人付き合いは、まあまあしていた。自分の仕事と関係ある事なのに、気を配ってないのは正直どうかなと思う」(近所の人)
飲酒運転またトヨタ自動車社員