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🏮 尾鷲市雑談


No.2484551
合計:
#122
批判は、幼稚な自己防衛にすぎない
 批判されたときには、「これは批判だ」といち早く察知することが重要です。なぜなら、批判は私たちの人生においてほぼ何の役にも立たないからです。

 もちろん、批判されて涙を流して憤った後に、すっきりしてエネルギーが湧くこともあるかもしれません。しかしそれは、泣くことで感情が排出された“浄化”の作用(カタルシス)であり、批判によるものではありません。

 また、批判や悪口は、心理学でいう「投影」であるだけです。何かが起こったときに人のせいにしているだけなのです。投影は未熟な防衛機制の1つです。

 幼い子どもが転んで泣いたとき、親が「うちの子に悪さするなんて、ひどい地面め!」と地面を叩いて見せると、子どもも一緒に地面を叩いて仕返しして泣き止みます。子どもは地面を責めることで一時的に転んだ痛みを忘れるわけです。もちろん子どもが成長すれば、地面のせいにするようなことはなくなります。

 しかし、大人になってストレスを受けたときに、平常心を忘れてしまうほどつらいときは、子どもの頃に使っていた未熟な防衛機制を働かせ、まわりを責めることがあります。脳が一時的に幼い頃に退行したようなものです。

批判は、相手の不安が表れただけだと捉えよう
 このように、他人の弱点や欠点を見つけて批判ばかりするのは、実は自分の心が不安で退行していることを意味します。他人の批判をしても何の得にもなりませんが、自尊感情が低すぎるあまり、心が疲れてそのことに気づくこともできません。

 誰かに攻撃された場合、相手がこちらに自分の嫌な部分を“投影”しているという事実を忘れないようにしましょう。相手が未熟な防衛機制を使った理由は、本人が自らに不快な感情を抱いているからです。責められたほうは、その攻撃に苦しめられて忘れがちですが、実は相手もまた不安で苦しい状態にあるのです。


[ 匿名さん ]
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