私も楽しい、みんなも楽しい、それが真の正義だと思う。
戦前の日本が植民地や傀儡国家を設けることで、日本だけが経済的に潤って、日本人の一部の
人間だけが笑顔になって、侵略された国の人が悲しく辛い顔をしていたら、それは既に正義ではない。
原爆を落とした側の国の人が戦争終結の歓喜に湧いて、原爆を落とされた側の国の人が灼熱地獄
の中で焼かれたり、重度の放射線障害で苦しんでいたら、いくら戦勝国であっても、それ正義ではな
いよね。
そもそも国家と言うものは何の為に存在するのか？それは一握りの権力者の私利私欲を満たす
ために存在し、その国家に在する国民が権力者同士の対立のための人体兵器として利用される
ために存在してきた現実をしっかりと認識する必要があると思う、それを抑止するための制度が
国民主権の原理、この国民主権の原理を生かすも殺すも我々の意識次第。
他の存在価値をを尊重しない絶対の正義は、必ず人類にとって破滅をもたらす、笹川会長の
「人類みな兄弟」格言は厳然たる摂理、人類だけでなく地球上の全ての動物、植物や鉱物
それを構成する分子や原子に至るまで、全ては大宇宙の法則と秩序そのものである神の
意識の反映であって、神の加護の下に生かされている厳然たる事実を否定してはならない。
その事実を否定して、自国の正義のみを主張する国家を運営する独裁者の在りかたこそ
否定されなければならない。
