第三部、愛・精子
厳しい修業の日々を終えて、ようやく自宅へ帰ってきた姉貴
「あぁ〜んもぅ、身体がたくましくなっちゃったわ……」
そういいながらボディビルのポーズをとり、力こぶを作る姉貴
ガチャ、弟の主が部屋へ入ってきた
「姉貴お帰り、ずいぶん長い修業だったね？」
ところで、姉貴……学校は大丈夫か！？そんな心配をする筆者だった
「そういえば、アンタにお土産があるの」
「イェ〜イ！なに、なに！オナニー？」
姉貴はヘルメットを差し出した
「なに、このヘルメット、変な形だね？」
「あぁそうねぇ、パワーパンティーを作ったお爺さんが開発したヘルメットよ、女のアタシには無理だからって言ってた
だから弟のアンタじゃないとダメみたいよ」
「ふぅ〜ん」
「とにかく被ってみたら？」
弟、主はうなずきながらヘルメットを被った
後ろ姿はペニスにそっくりである
「姉貴なんかこれ恥ずかしいよ」
「あのお爺さんが作ったんだから、きっと何か秘密が………あっ！」
キトウメットとひとまず名付けよう、それを被った弟の身体はみるみるビルドアップした！
「フゥオオオ〜〜〜〜〜！」雄叫びをあげた弟
「誰が呼んだか玉袋、この世に悪がいる限り……
精子逆流、ティッシュはいらない！
ペニスマン参上！」
ポカーン、姉貴は口を開けて呆気に取られた
「あの変態お爺さんらしい作品だわ………」
「姉貴！これで俺たち二人で悪を倒せるぜ！おっー！」
「そうね………」
大丈夫か、この二人
続く
