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🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.1105269
合計:
#30
>>29
3年後にSM3はICBMを迎撃可能になるんですか?
ちょっと信じられません。

最新のSM3の射高はどれくらいでしょう?以前は135〜150㎞と聞いた気がしますが。THAADも理論上同じくらいだと。
かつてテポドンが我が国領空に達した時の高度が地上160㎞、最高弾道は300㎞とされています。

SM3はミッドコースフェーズを狙う迎撃ミサイルですが、本当に有効なのでしょうか?

SM3が大気圏外で弾道ミサイル(ICBMでは無い)の迎撃実験に成功したという報告は複数ありますが、その迎撃高度が公表される事はまずありません。
意図的に弾道を低く設定した可能性があり、マユツバものではないでしょうか。

また、もしSM3が迎撃高度まで到達出来たとしても疑問はあります。
SM3の対地速度は秒速8㎞ですが、中国奥地から発射されたIRBMは日本海上空では秒速7㎞に達しているはずです。
そんな大きな相対速度で接近する小さな標的を、迎撃ミサイルのパッシヴ・センサーで補足し続ける事が本当に可能か疑わしいのです。

確かに弾道弾迎撃はミッドコースフェーズが一番現実味があります。

ブーストフェーズでは北朝鮮領海にイージス艦を張り付ければ理論的には可能でしょうが、高速で上昇中のミサイルを現実に追い討ちできるのか疑問です。
そして中国奥地で発射されるIRBMにはブーストフェーズでの迎撃は不可能。
またターミナルフェーズでは中国のIRBMがMIRV化した今、迎撃はより困難ですから。

しかし最も現実味のあるSM3によるミッドコースフェーズの迎撃さえあまりに不確実です。

今後もMDに予算を投入するのでしょうが、こんな不確実なシステムに国民の運命を委ねてよいのでしょうか?
核の抑止には当該国との間におけるMADの成立が、唯一確実な方法だと思わざるを得ないのです。


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