第四章
家に帰り、ブルーのパーティードレスを眺め、早速着てみる。
足を入れた瞬間、キュプラの冷たい感触、もうムスコは元気一杯。
さらに上半身までドレスを引き上げ、ドレスに身を入れる。
体はキュプラに包まれ、表地を見れば光沢ポリエステル、もう最高!
あとはファスナーを上げてドレスに完全に呑まれるだけだ。
後ろに手を回し、ファスナーを上げる…、上げ…、上…
体が固くて半分しか上がらない(´Д`)
ふんわりと広がるスカートにパフスリーブの袖、
中途半端な着方でムスコの元気も半減。
しょうがないので、後で彼女に着せてもらう事にした。