1 夕鶴（2022.3.1Debut,道頓堀劇場）
一回目「VIVA!ちゅる色の人生」
リラックス・ムードで明るく踊る一曲目、ポップに弾ける二曲目、ガーリーなベッド入り、
爽快感のある立ち上がり。とにかく、自由奔放で楽しい実に彼女らしいステージだった。
二回目「Dear♡しゅきぴ」
表情豊かに柔らかく踊る一曲目、優雅で肉感的なベッド入り、リリシズム溢れる儚いベッド中、まどろむようなドリーミーさの立ち上がり。芝居っけたっぷりのカラフルでふわっとした愛らしいステージだった。
三回目「画面越しの恋」
オタッキーでマンガチックな一曲目、ハイテンションの二曲目、ダウナーに病みまくるベッド入り、煽情的な灼熱のベッド中、抜け殻のような虚脱感が漂う立ち上がり。とても上野映えする演目だと思う。まさに演技派といった感じの渾身のステージ。これまでに見たこの演目では、間違いなくベスト・パフォーマンスだった。
四回目「VIVA!ちゅる色の人生」
一回目の同演目と二回目の「Dear♡しゅきぴ」は上野のステージ・サイズに合わせて程よく力を抜いて踊っていたが、このステージは楽日ラストということでパワフルに全力疾走していた。
2 Kuu（6.25生,1996.6.1Debut,蕨ミニ劇場）
一回目
スムーズでテクニカルな一曲目、シャープに踊る二曲目、細やかな動きで見せるベッド、しなやかにポーズを切るエキゾチックな立ち上がり。無駄のない動きでさらっと見せる流石のステージだった。
二回目
スピード感のあるメカニカルな一・二曲目、流麗なベッド、ソリッドな立ち上がり。淀みない一貫した流れが気持ちいいステージだった。
三回目
饒舌な手の動きでクールに踊る一曲目、キレ良くグルーヴする二曲目、無機質でアンドロイド的なベッド、フレキシブルにポーズを切る立ち上がり。ダンス・マシーンとでもいうような精緻を極めたステージだった。
ちなみに、三回のステージはすべて同じ衣装で異なる選曲だった。
