米大リーグ、ツインズの前田健太投手（３２）が４日、ブランドアンバサダーを務める健康食品会社「エステプロラボ」とインスタグラムでライブ配信を行った。
「モチベーションはキープできる。早く野球をやりたいのが、一番」と現在の心境を明かした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕は延期され、めどは立たぬまま。現在は自宅のあるカリフォルニア州ロサンゼルスの自宅などでトレーニング中だ。
配信中には、これまでを振り返り自身の人生観にも言及し、ポリシーを明かした。
「同じ一日を過ごすなら楽しく過ごしたい。楽しく過ごした一日とテンションが下がって過ごした一日は同じ一日。それなら楽しく過ごしたほうが次の日の自分にはプラスになっている。もったいない日々を過ごしたくない、というだけ。基本、楽しく生きたい。頑張ったほうが楽しい」
ロサンゼルスでは外出禁止令が５月１５日まで延長されている。一方で政府の外出禁止措置などの政策に反対する住民が、３０００人規模で反対集会を行い、逮捕者が出るなど治安の悪化も問題化している。一時休業を強いられている飲食業などがビジネスの再開を求める声も高まるばかりだ。
「今は苦しくない人のほうが少ない。いつか元の生活に戻ったときに今の時間がマイナスにならないように有意義な時間にするというか。僕だったら、シーズンが始まったときにパフォーマンスが落ちないようにしっかりと練習をして、しっかりと努力してやっていきたい。この時間をうまく使って、大切な時間にしてほしい」
事態の収束を願いつつ、マエケンは開幕を信じて準備を進めている。米メディアによれば、大リーグは６月下旬から７月上旬の開幕を目指していると報道されている。
