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🎏 広島東洋カープ総合


No.8408650
合計:
#737
「あの時期、カープに投手の駒がもう1つ、2つあれば……と、実際にプレーしていた自分たちもそういう思いがありましたし、監督であった三村さんが一番そう感じていたと思います。そういう時代を過ごしてきているだけに、『勝てるチームがどういう野球をすれば良いのか?』というのは見てきた中で身にしみて分かっているんです。そういう思いもあり、自分が監督として優勝するためには?と考えて、そのように目指す野球を表現させてもらいました」

 緒方氏がチームを率いた5年間、優勝を果たした3シーズンは1996年の打線をも上回る強力打線が目立っていた。しかし、『投手力を含めた守りの野球』は確実に数字として現れていた。4位に沈んだものの、監督1年目の2015年には中崎翔太をストッパーに抜擢するなどリリーフ陣を整備しながら、リーグ2位のチーム防御率を記録。エース・前田健太がチームを去った翌2016年には、リーグトップのチーム防御率で25年ぶりの優勝を達成。その後、投手陣の精神的支柱であった黒田博樹が引退したが、黒田イズムを受け継ぐ若手投手陣がその後の連覇を支えた。そして投手陣のみならず、菊池涼介をはじめ田中広輔、丸佳浩(現巨人)、鈴木誠也ら伸び盛りの野手陣がゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、固い守りも3連覇中のチームを支えていた。


[ 覆面太郎 ]
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