欧州組がほとんどである日本サッカー代表選手達は、所属チームの試合に出た後、翌日に飛行機に乗り、欧州から、代表試合の2日〜3日前に、日本サッカー代表合宿に合流する。そして、調整程度の練習で、直ぐに代表試合に出場して、試合の翌日飛行機に乗り欧州の所属チームに帰る。この繰り返しである。当然、組織的なプレーや連携プレーの精度を高める時間もない。その様な状況である。だから、弱くてこのままでは、ワールドカップ優勝は不可能である。処方箋は、世界中から一流選手達を多数Jリーグに移籍させて、Jリーグのレベルをプレミアリーグレベルまで引き上げて、日本代表選手クラスのほとんどがJリーグでプレーしている、という環境をつくり、長期的計画的に、Jリーグの試合の合間に、頻繁に日本サッカー代表合宿を開いて、連携プレーや組織プレーの精度を高め、強化して行くしかないと思う。それには、日本サッカー界に、全てを変えることが出来るリーダーシップのある人間が出てくる必要がある。
