🥊 ボクシング

世界初挑戦の船井龍一はドクターストップで７回ＴＫＯ負け　王者アンカハスはＶ７
2019年5月5日 12時3分スポーツ報知 # スポーツ# ボクシング

◆プロボクシング　▽ＩＢＦ世界スーパーフライ級タイトルマッチ　○王者ジェルウィン・アンカハス（７回ＴＫＯ）同級１位船井龍一●（４日、米カリフォルニア、ストックトン・アリーナ）

　ＩＢＦ世界スーパーフライ級タイトルマッチが行われ、世界初挑戦の同級１位の船井龍一（３３）＝ワタナベ＝は王者ジェルウィン・アンカハス（２７）＝フィリピン＝に７回ＴＫＯで敗れ、王座奪取に失敗した。船井の戦績は３１勝２２ＫＯ８敗、７度目の防衛に成功したアンカハスは３１勝２１ＫＯ１敗２分けとなった。

　初めて海外での試合に臨んだ船井は初回から前に出た。ＫＯ率６１％のアンカハスに対し、３回には激しくパンチ交換。４回冒頭からプレッシャーを強めた王者の連打を浴びながらも、ひるむことなくピンチを脱した。

　５回以降も手を休めないアンカハスの強打を次々と被弾。捨て身の姿勢で向かったが、防戦の場面が多くなり、７回が始まったところ、ドクターが試合続行不可能と判断。ＴＫＯで試合が終了した。

　リング上でアンカハスは「船井は日本人の強いハートを見せてくれた。私の強いパンチにも耐え、リスペクトします」と挑戦者をたたえていた。