記者リポート 4月19日】
「和歌山ナンバーの車が多く止まっているんですが、中には和泉ナンバーや神戸ナンバーも止まっていますね」
店の客によると、このパチンコ店は、普段も県外から来る客が多いということですが、緊急事態宣言が出された後も、大阪、兵庫からの車がちらほら…。
さらに、和歌山市内にある海水浴場。この週末、海辺で遊ぶ人の姿が…。
話を聞くと、県外から来たという人が少なくありません。
【大阪から来た女性】
「野外やし、海だったら人いないかなと思って来たが、思ったより多かった」
【大阪から来た男性】
「もう正直、(ずっと家だと)子どもらがさすがにしんどいと思う。悪といえば悪やろうし」
こうした状況を受け、和歌山市は、県外ナンバーの車を監視する調査チームを発足させました。
【和歌山市の調査担当者】
「県外の人がどれくらい来ているのか実態を調査して、そのデータを基に感染が広がらないようにしたい」
カラオケ店やパチンコ店などの駐車場で、県外ナンバーの車を記録して混雑状況を調べ、必要があれば、和歌山市から知事に、休業要請を求めることにしています。