今年５月に岩手県北上市内の、コンビニエンスストアの駐車場で起きた強盗事件で、盛岡地裁花巻支部は27日、強盗などの罪に問われた男に、懲役３年６か月の判決を言い渡しました。
この事件は今年５月、北上市村崎野のコンビニエンスストアで、駐車場の車にいた３０代の女性の首に、ドライバーの先を押しつけて脅し、現金４万円を奪ったなどとして、本籍が宮崎県高千穂町の安在幸文被告が、強盗と監禁の罪に問われているものです。27日の判決公判で、盛岡地裁花巻支部の藤永かおる裁判官は、「女性を狙った計画的な犯行で、職を失って岩手に来た被告が、生活保護でもらったお金をパチンコで使い果たし、犯行に及んだという動機も極めて身勝手」として、懲役３年６か月の実刑判決を言い渡しました。
