持続化給付金を詐取容疑=3人逮捕、1億円受給か—警視庁
時事通信 / 2020年9月30日 12時44分
新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主を装って国の「持続化給付金」を詐取したとして、警視庁捜査2課は30日までに、詐欺容疑で無職生田瑞貴容疑者(36)=松山市別府町=ら3人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
同課によると、生田容疑者は約100人に不正の方法を指南したとみられ、不正受給の総額は約1億円に上る可能性があるという。
ほかに逮捕されたのは、いずれも職業不詳の山本武彦(45)=愛知県一宮市今伊勢町宮後=、帯金悠介(37)=東京都新宿区左門町=両容疑者。
逮捕容疑は6月上旬、都内に住む30代男性会社員を個人事業主と偽り、持続化給付金の申請に必要な売り上げ台帳や確定申告書を偽造。給付金100万をだまし取った疑い。
[時事通信社]