ゼレンスキー大統領の指摘は、誇張でもなんでもなくただの事実だ。
ロシアがウクライナに対して核攻撃を行ったとしても、世界のどこの国であっても、ロシアに対して報復としての核攻撃は出来ない。行った時点で、その国が即座に次の核攻撃の対象となるが、自国への核攻撃を敢えて覚悟してまでロシアを直接攻撃出来る国は無い。
やらかした瞬間に世界から武力で報復されることが確定してる様な北朝鮮の挑発などとは次元が違う。
既に強力な経済制裁を受けてる状態のロシア相手には、核攻撃を踏み止まらせる手段がもう無い。報復出来ない以上、実際に使用される可能性は極めて高い。
だからロシアに妥協しろという話では無く、「備えるしかない」というのは単なる事実だ。
将来的に、ロシアの戦力を完全に奪って後、この一連の行為について、どう制裁し、どうやって再発を防ぐのか?を、国連の解体も含めて検討するしかない。