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#884

まぐまぐ事件‐東京地判 平28・9・21 労働経済判例速報2305号13頁
【事案】
 試用期間中に留保解約権の行使により解雇されたXが、Yに対し、地位確認等請求をしたもの。
 (2) 本件解雇の効力
 ア ・・・Xは、入社当初から、上司であるCの事前の了解を得ることなくゲンロンカフェを単独で訪問したり、3月3日には、営業部員に対して、Cの了解を得ずに、営業資料や顧客情報リスト、マニュアル類等の開示を求めるメールを一方的に送信するなどの独断行動に出て、上司や他部署の従業員との間であつれきを生じさせた。特に、3月9日から、単独で広告枠販売営業や発行者開発を行う計画を作成している」旨を述べているところ、Xは、当時かかる営業活動を行うことについて、上司や営業部との間で一切話をしていないのである。Yにおける営業活動の本来の担当部署である営業部としては、Xや上司のCから、Xが行おうとしている営業活動について全く話を聞いていないのに、突然Xから、まもなく単独で広告枠販売等の営業活動を開始する旨伝えられれば、組織として混乱を生じさせることは明らかである。このように、Xは、会社組織の一員として要求される基本事項、すなわち上司の指揮命令の下で、必要事項を上司に報告し、了解を得た上で業務を行うという姿勢や、周囲の者に対する配慮に欠ける面があった。また、Xは、上司の指示に対して素直に従わず、自らの主張に拘る面があり、入社当初の健康保険の切替え手続に関しても、Dから速やかに手続を進めるように指示があったにもかかわらず、前職の健康保険を継続したいなどと不合理な主張をして、健康保険の切替え手続を遅延させた。

[ 匿名さん ]
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