【政治活動と経済活動】両立できる人は極めて限られている。
2022年12月17日(土)NEW !
テーマ：ブログ
選挙に立候補する者として頭痛の種になるのが、政治活動と経済活動の両立である。政治活動や選挙活動は別に何もしなくても出馬はできるが、それだけで当選を目指すのは殆ど無理だ。今はYouTubeがあるので、家で活動できると言えば出来るが、有権者を感動させるにはある程度候補者の姿を見せたいところ。
しかし、余程の金持ちか、政治家の子息か、政党のミコシに担がれている人でない限り、国民の殆どは自らカネを稼がなければならない。いわゆる経済活動に従事せねばならないため、政治活動や選挙活動に時間・お金を割く余裕はない。選挙事務も我が国の候補者の殆どが他人任せである。不慣れな場合結構時間を取られる。
福井県をよくする会の設立目的は、①一般市民の政治参画を促すこと、②無投票選挙をなくすこと、だった。しかし、こう政治活動・経済活動の両立が難しいとなると、ちょっと政治に関心があるだけでは立候補などとても足がすくんでしまうだろう。引退した比較的裕福な高齢議員が多いのはこういった理由だ。
