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🦕 福井雑談総合


No.9392555
合計:
#66
「どうしたんですか?」と近づいていった相手の方から、「私はそんなに困っていない!!」と手を振り払われてしまったというわけです。

途端にわたしは、自分の立ち位置をなくしてしまいました。と同時に、大げさに思われるかもしれないけど、自分の存在価値すら砕かれたようにも感じてしまったのです。そして、その年の暮れ、現場にいたたまれなくなった私は、逃げるようにして、その職場を離れました。

翌年2月のある日、自分が仕事を続けていいのかどうか、まったく自信喪失状態でしたから、ぐちゃぐちゃの精神状態だったと思います。

そんなわたしを見かねてか、実習担当だったカウンセラーのSさんが時間をとって話を聴いてくれました。何をどんなふうに話したかは覚えてません。でも、ぐしょぐしょに泣きながら話していたことだけは覚えています。Sさんは、そんなわたしの話をただただ聴いてくれました。聴いてくれただけで、「こうしたらよかった」というようなアドバイスは何にもなかったです。

けど、あのときの私には、それが有り難かった。もう情けなさしかなかったから、何かを言ってもらったところで、受けとる余裕も自信もなかったでしょう。それよりも、みっともなくて、情けなくて、どうしようもない私の話を聴いてくれるだけで安心し、赦してもらえたと感じました。


[ 匿名さん ]
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