>>2
ありがとうございます!
続きを書きますね
施設長は40代位の女性で、見た感じは上品な人でした第一印象から、気になっていた事は服装でした。
ジャージ姿で、入浴介助や排泄介助に備えて戦闘態勢の私たち生活支援員とは、明らかに違う子綺麗な
姿で、この人は現場には出ないのだろうな~と、言うのが私の印象でした。
そして、初日だからオリエンテーションか受け入れ研修でもあるのかと思っていた私に、挨拶も碌にないまま
「〇〇さんの入浴介助を、お願いしますね」と、指示して来ました。それが施設長との初めての会話でした(笑)
指示されたその人は、車椅子に乗った利用者さんでした。しかしお風呂場の位置も道具の保管場所も分か
らない私が戸惑っていると、「それぐらい出来るよね?ね、出来るでしょ」と完全な上から目線での念押しです。
かなり体格の良い、60代前半くらいの男性だったので体重が50キロしかない私一人では車いすから入浴用の
椅子への移乗に、不安が有ったので近くの先輩に声をかけ手伝ってもらい、入浴に必要な物の事も聞いて何とか
浴槽に浸からせてあげる事が出来たのですが、この利用者さんは言語障害がある要介護5だと先輩におしえて
もらっていたのですが、後で聞いた話では本来は朝1番に入浴するのを嫌がっていたそうで、理由は睡眠薬を常用
していて、まだ薬が体から抜けていない時間からの入浴で以前に体が前のめりになり、かをが湯船に浸かってしまい
おぼれかけたことが有るからだったのでした。
この時はまだ、私が管理者候補と言う事で厳しい目でスキルがどれくらい有るのか見られているんじゃないかと
思っていましたが、すぐにそれが間違いだと気づかされることになったのでした。・・・続きます