◉ 日本眼炎症学会通達
新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け 2021 年から始まったワクチン接種ですが、接種が進むにつれワクチン接種後に眼炎症性疾患を発症した、という報告が相次いでいます。
眼炎症性疾患は、色んな原因で眼に炎症を起こす病気でぶどう膜炎や強膜炎など がそれに当たります。主な症状として、充血や霧視が現れ視力も低下します。
そこで、今回日本眼炎症学会が中心となり日本における新型コロナウイ ルスワクチン接種後の眼炎症性疾患発症の実態調査を行うこととなりました。
今回の 調査で、発症した疾患種別や割合を明らかとし、その情報を医療従事者をはじめ社会 全体で共有します。
この研究を行う際は、カルテより情報を取得します。取得した情報を分析し、ワ クチン接種に関連して発症する眼炎症性疾患の種類と特徴を明らかにします。
防衛医科大学校病院の研究対象者のカルテ情報について、研究代表者である九州 大学に送り、九州大学で詳しい解析を行う予定です。
研究期間:学校長承認後から 2026 年 3 月 31 日までです。
