政府 「同時流行で患者1日75万人想定
2022年10月13日 18時00分
政府は13日、今冬の新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えた対策を発表した。発熱した場合、重症化リスクの低い人にはまず自主検査し、できるだけ発熱外来は受診せず解熱鎮痛薬を飲んで自宅療養することを促す。国民にコロナの抗原検査キットと薬を事前購入しておくことを呼びかけた。
対策によると、政府は同時流行すれば1日の患者数が最大でコロナ45万人、インフル30万人の計75万人にのぼると想定。発熱外来の逼迫(ひっぱく)を避けるため、「重症化リスクに応じた外来受診・療養への協力」を呼びかけるとした。