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No.5707296
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#260
大日本帝国陸軍兵器 『竹槍』


陸軍が開発した武器で、量産され、国民義勇隊の主要装備となった。

製造方法は、物干し竿ほどの太さくらいの真竹を一間(約1.8m)にして、先を斜めに切り、火であぶって硬度を高めたら完成。

陸軍は『竹槍』を、正規兵器と位置付け、規格化した。


陸軍大臣だった荒木貞夫は、「竹槍があれば本土防衛は可能」と主張し、竹槍にやたら拘る荒木は「竹槍将軍」とも呼ばれ、竹槍に絡めた発言を頻繁に行った。

荒木が、「竹槍300万本あれば、欧米列強など恐るるに足らず!」といった発言は世間に広がった。


一方、海軍は、「竹槍なんかで敵航空機に本気で勝てると思ってるのか?」と主張。

毎日新聞の新名丈夫記者は、「竹槍では間に合はぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」との見出しで記事を執筆した。

新聞を見た東條英機陸相兼首相は激怒し、「竹槍作戦は陸軍の根本作戦である。すなわち陛下に対する中傷である。毎日新聞を廃刊にしろ!」と内閣情報局次長村田五郎に命令。

毎日新聞は発禁処分となり、新名記者は中年(それまで1人も召集されていない世代)にもかかわらず新人兵として招集され激戦地に送られた。

新名本人も周囲も、「東條首相による懲罰召集だろうな」と受け止められた。


海軍は、「大正の人間を取るのはどういうわけか?」と、新名記者を招集した陸軍を批判した。


こういった大日本帝国陸軍兵器『竹槍』に関する軍事資料は、現在はアメリカ議会図書館に蔵されている。


[ 匿名さん ]
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