東京オリンピックの聖火リレーは、9日から、近畿で初めてとなる和歌山県に入りました。
9日、和歌山県に入った聖火リレーは、新宮市からスタートし、世界遺産「熊野古道」などの名所を回りました。
午後8時ごろには、最後のランナーとなった体操女子ロンドンオリンピック代表の田中理恵さんが和歌山市内に到着しました。
10日は、和歌山市をスタートして、世界遺産の高野山などを走る予定です。
【体操女子ロンドンオリンピック代表・田中理恵さん】
「地元・和歌山でこうやってランナーとして走れたことが、本当に幸せに思います」
一方、13日から予定されていた大阪府での聖火リレーは、公道での実施が中止となり、横断幕や看板が撤去されました。
大阪府では9日、過去2番目に多い883人の新型コロナウイルスへの感染が確認されるなど、近畿と徳島県では、1464人の感染が確認されています。