スマホアプリのド●ネスmがまだサービス中だった頃に遠くに住むリア友に招待され、ギルドに入ることになった。
エンジョイ勢を謳うガチ勢の集い、そこはそんな印象を受けるギルドだった。
そこでは様々なアプリに併用されてるディスコードが使われており、日々ギルドメンバーが騒がしく話し合っていた。
1軍2軍などで戦闘メンバーが分かれており、PSもないし課金もしない私は最下層にいた。
たまに1軍の人達に誘われることがあるがプレイしに行くとディスコ内では
「●●下手くそ～」「△△ごみすぎ」等の嫌な暴言が飛び交っていた。男性も女性も1軍の人たちは冷たい印象だった。
私と同じ補欠メンバーたちはみんな優しかった。
リア友は課金はかなりしていた様子だけど何故か2軍だった。
そんな日々を過ごしていたある日、ギルマスからギルド初のオフ会の誘いの通知が入った。
正直、あの1軍メンバーと顔を合わせると思うとあまり気乗りはしなかったが、私を誘ってくれたリア友が俺も行くから来て欲しいと誘ってくれたのでお試しで行くことになった。
当日は雨でゲッソリしているとリア友が駅まで迎えに来てくれると連絡があり、神に感謝した。
集合場所につくと宴会の予約者名がギルド名で案内されたときすごく恥ずかしかった。
各座席にはキャラ名の書かれた三角の紙があった。
周りを見る。
実際に会うとアプリでのイメージとのギャップにかなり混乱した。
いつも口の悪いオラヤンイメージだったグラディエーターさん...見るからに陰キャで話しかけたらモゴモゴさん
自称現在20代の既婚者の女アチャさん...手と首元見る限り40は固い感じだった
