すでに満ちていたものを、正しく整理し、正しく掛け直し、ときには正しく誤り、そもそも正しいか誤りかも、そこにはすでに無いのですが
、そう在りたいという形象（かたち）に、在るべくして在る様に、雲が雲であるように、木が木であるように、空が空であるように、月が月であるように、水が水であるように、春が春であるように、鳥が鳥であるように、花が花であるように、女が女であるように、悲しみが悲しみであるように、迷いが迷いであるように、祝福が祝福であるように、喜びが喜びであるように、夢が現実であるように、本当は誰もが知っていて、当たり前であった事を当然に、矢がまっすぐに的を射るように、見て知ったものを見たまま知ったままに、揺れ動くものを揺れ動くままに、離れ去らんとするものを離れ去るままに、やさしいものをやさしいままに、憐れなものを憐れなままに、現れるものを現れたままに、美しいものを美しいがままに、そして私が私であるように、あなたであるはずのものはあなたに、それがこの世に生きるいう本当の意味なのですが、いつの間にか歪められ忘れ去られているようなので、本来それが在るべき形象（かたち）へとお導きください、幸運や奇跡と呼ばれるものが、そのようなものでありますように、お祝い申し上げます
