1人でいると弱さが出てしまいます。考え方が幼稚でした」
法廷でこう語った男に、元プロ野球選手としての威厳はなかった――。
【カネがあったらギャンブル】元巨人ドラフト2位投手…自宅から高級酒400本「戦慄の素顔」写真
10月19日、横浜地裁で行われた公判で窃盗罪に問われている無職・小野仁被告(47)に対し、検察側は「常習的」とし懲役2年を求刑した。小野被告は元巨人の投手。今年5月に、横浜市内のスーパーでウイスキー7本(約3万5000円相当)を盗んだとされる。
「小野被告が逮捕、起訴されるのは今回で3度目です。’22年5月には、ウイスキーやシャンパンを盗んだとして地元の秋田地裁で懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受けました。今回は執行猶予中の犯行です。
小野被告は法廷で衝撃の供述をしています。盗んだ酒をメルカリなどに出品し売却。検察官に窃盗で得たカネについて問われると、次のように話していました。『生活費やギャンブルにあてていました。ボクはカネがあるとギャンブルをしてしまう』と。
また定職につかなかった理由について『(有罪判決を受けたという報道で)名前が出てしまい障害になりました』と主張。さらに就職活動はしてもアルバイトに積極的ではなかったことは、『週5から6日働ける環境がほしかったです。バイトはその場しのぎという感覚が強い。認められるのは正社員だと思いました』と話していました」(全国紙司法担当記者)
『FRIDAYデジタル』は今年7月3日配信の記事で、小野被告が2度目に逮捕された事件について詳しく報じている。再録して、小野被告の荒んだ生活と数百本の酒を盗んだ呆れた犯行の一部始終を振り返りたい(内容は一部修正しています)――。
◆自宅からは未開封の酒400本
捜査員がアパートに入ると、思わず息をのんだ。
1LDKの狭い室内に、梱包されないまま無造作に置かれていたのは酒、酒、酒……。しかもウイスキーの「余市」や「知多」、「シーバスリーガル」など高級酒ばかり。その数は400本にのぼった。
[ 匿名さん
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