麻生副総理は２３日、栃木県宇都宮市内で講演し、衆議院の解散総選挙を念頭に政権継続の重要性を訴えました。
「選挙が終わって安定した政権を取らせていただければ、我々はきちっとしたこれまでの政策をこれまで通り継続していかないと」（麻生太郎 副総理）
麻生氏は「まだ地域間格差、企業間格差、世代間格差、いろんな格差があることは事実だと思う」としながらも、格差について「間違いなく前よりは詰まってきている。政権が安定していたからできたんだというところが私どもが一番言いたいところだ」と述べました。
衆議院の解散総選挙を念頭に、安倍政権を継続させることの重要性をアピールする狙いがあるものとみられます。
一方、講演の中で麻生氏は、北朝鮮で有事が発生した場合、日本に大量の難民が押し寄せると指摘したうえで、次のように述べました。
「今度は向こうから日本に難民が押し寄せてくる。向こうは武装しているかも知れない。武装難民かも知れない。警察で対応できますか。じゃ自衛隊、防衛出動ですか、じゃあ射殺ですか。真剣に考えた方がいいよ」（麻生太郎 副総理）
もうパチンコどころではないのでは？
