姫路駅の正面、堀に囲まれた白い大きな家だよ目印は屋根にシャチホコが付いていて夜はライトアップされてるよ。
そこが番長敏志会の総本部謙僕の自宅だよ。
悪の帝王、血塗れの青髭、瓢箪顔の災厄、さすらいの平安顔、暗黒のパニクリ、酒盛りキング、白のモンスターをこよなく愛する男、酒を飲んで飲まれる酒豪、灼熱の小太り、無頼のゲーマー、不死身の黒ぶちメガネ、殺しの瓶底メガネ、崇高なるアル中、テンパリ大将、恐怖の下ぶくれ顔、怒りの地団駄男、流星の飲んだくれ、哀愁の逆ギレ、暴虐の虎党、ダイレックス城東店前の酔いどれ、殺戮のジョリジョリ顔、闇のオタク顔、炎の酔っぱらい、漆黒のいがぐり、旋律の短足、疾風のこそ泥顔、色んな異名で呼ばれているが僕こそが、日本の愚民どもを恐怖のどん底におとしいれ特に、ヤクザ関係や半グレどもは今でもこの名を聞くだけで震え上がり泣いて逃げだすほどの男。番長敏志会会長の僕、藤田敏志様が相手だ。
その代わり生きてお家には帰れないよ。
姫路に本拠を置き、1000万人の子分を従える日本最大最強のヤクザ。
会長はこれ迄喧嘩で負け知らずの百戦錬磨。カポエラにサンボ、太極拳、水泳、花道、茶道、競歩、ジョギング、薙刀、習字、ソロバン、骨法も少々かじってる達人、フォークダンス、ルンバ、サンバ、社交ダンス、能、狂言、歌舞伎、タップダンス、ラジオ体操、ミュージカル、クラシックバレー、フラダンスも少し踊れハーモニカ、琴、尺八、鼓太鼓、フルート、トライアングル、シンバル、カスタネット、タンバリン、バグパイプ、エレクトーン、オルガンも操り民謡、オペラ、童謡、演歌、浪曲も歌うことが出来、川柳、ポエムを読み、まさに歌って踊れる男の中の男。おまけに工業高校卒業の天才。大の阪神タイガースファン。仕事の制服のままで青色の自転車をまるで手足のごとく操り、あちこちのコンビニの前で飲んだくれ１度財布を落としたこともあるおっちょこちよい。少々酒ぐせが悪いのが玉に瑕。酒が入れば豹変する小心者、喧嘩番長藤田敏志様がしきるイケイケ殺戮軍団。
藤田敏志様は語る、僕が日本いや、世界No.1だよ。
腕に覚えのある奴はかかって来い僕がまとめてお仕置きしちゃうよ と。
