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🎗️ HIV・エイズ


No.86010
合計:
#16
エイズ(後天性免疫不全症候群)


どんな感染症か
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エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によって引き起こされる疾患です。HIVには1型と2型がありますが、日本で主に流行しているのは1型です。HIV感染症は性感染症で、男女間あるいは男性同士の性行為により感染します。また、血液を介しても感染することから、感染した母親から出産時に新生児に感染する危険があります。

HIVは免疫を制御するCD4陽性細胞(T細胞、マクロファージ、樹状細胞など)に選択的に感染し、自らの遺伝子をヒトの遺伝子に組み込みます。その後、感染したCD4陽性細胞を破壊しながら増殖していきますが、一部の感染細胞は破壊されることなく休眠し、ヒトの体内で長い時間潜伏してしまいます。このためHIV感染症は自然に治癒することはありえませんし、薬剤治療でも根治ができません。



症状の現れ方
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HIV感染症に特徴的な症状はありません。感染成立後に起こる急激なウイルス増殖に対する免疫反応として、発熱、倦怠感けんたいかん、頭痛、関節痛、発疹、リンパ節の腫大、一過性の末梢血リンパ球低下などの、一般的なウイルス感染症の症状を示すことがありますが、無症状のこともあります。特徴的な所見がないことから、HIVに感染した事実に気がつかないことが多々あります。

HIV感染症は、5年前後で感染者の免疫力を奪っていきます。この間、無症状で経過することが多いのですが、HIV‐1は生体内で盛んに増殖をするため、血液検査で白血球数や血小板数の減少を認める場合があります。そして、病気の進行とともにCD4陽性細胞数が低下してくると免疫力が奪われて、発熱、倦怠感、食欲不振、吐き気・嘔吐などの症状が出てきます。


[ 匿名さん ]
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