夢の超特急 リニア中央新幹線
初の民間独自で建設される新幹線で、JR東海が建設費の全額を負担する。(日本政府からの援助は一切ない)
世界最速「505km/h」の超電導磁気浮上式リニアモーターカーで、2027年の東京 - 名古屋開業を目指している。
最速40分で結ばれ、建設費は約5兆5千億円(全額、JR東海が負担)。
JR東海では、2003年から東海道新幹線の輸送量が増加。近い将来、輸送力が逼迫すること、東海道新幹線の老朽化で新幹線長期運休を伴う改築工事の必要があること、及び、新幹線が災害で不通になった経験や、関ヶ原付近で雪の影響を強く受けていることから、東海道新幹線のバイパス路線と考えられた。
会社設立時からもリニアに積極的で、1987年7月にリニア対策本部を設けている。
JR東海では業務量が増えるため、技術職を中心に人材確保のため、採用者数を増やした。
安倍首相は「日本のインフラ輸出の大きな武器」と評価。リニア中央新幹線が日本経済に与えるインパクトは大きい。
JR東海では、海外への輸出を視野に入れており、10.7兆円の経済効果があると試算している。
リニア中央新幹線沿線ではその経済効果への期待が高まっている。
しかし、左翼系団体「ストップリニア東京連絡会」は、『破滅への超特急』と批判。同じ左翼系く市民団体の「リニア・市民ネット」は、『危ないリニア』と批判している。
「朝日新聞」も、『電気のムダ』などと批判している。
これに対して、JR東海の鉄道総合技術研究所理事長は、「朝日新聞の計算はあくまでも瞬間最大消費電力の数字を元にしているだけ」と反論した。
東海道新幹線の時にも、左翼系団体から、「馬鹿事業、ムダ事業」と批判された。