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No.6533324
合計:
#20
 2000年4月29日、グアテマラのトドス・サントス・クチュマタンという地方の村で、邦人団体旅行者が暴徒と化した先住民の群衆に襲われ、邦人男性1名及びグアテマラ人バス運転手1名が死亡、数名が負傷した。村には「子どもをさらいに来る団体があるらしい」という噂が流れており、団体、とくに外国人に対する警戒心が高まっていた。

そこに日本人の団体ツアー客が訪れ、先住民にカメラを向けたのがきっかけとなり、団体ツアー客が「誘拐団」として誤認され、リンチにあった。先住民の間では「写真を撮られると魂を抜かれる」という迷信がいまだに信じられており、カメラを向けられることに対して嫌悪感を覚える傾向が強い。

猪飼さんはその村で、被害者や他の旅行者が警察に誘導されて避難した先のホテル「カサ・ファミリア」に宿泊していた。事件当時は最初の現場となったメルカド(市場)と、次にバスが襲われたパルケ(公園)の中間くらいにいた。一緒にいた旅行者が「市場で子どもがさらわれたらしく、人々が興奮している」という情報を聞いたので、その場にいたグアテマラ人の男性などに話を聞いていたそうだ。

そうこうしているうちに団体ツアーの現地人ガイドが警察へ行こうとして先住民数名に捕まり、リンチにあっているのを目撃した。そして先住民女性の「危険なので逃げたほうがいい」というアドバイスに従い、ホテルに避難した。以下の内容は最初の被害者となった「おじいさん」、その他避難してきた団体/個人旅行者、そして猪飼さんとともにホテルに避難し、その後得意なスペイン語で事件の真相を取材した元JICA職員の女性、その他警察官などから、猪飼さん自身が直接聞いたものである。


[ 匿名さん ]
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