塾に参加した従業員が残していたメモには、「借金、将来デリの話をする」、「風俗やらせる武器、カード」などと書かれていた。
草苅容疑者らは、マッチングアプリを通じて知り合った女性と数回デートしたあと、自身が働くホストクラブに誘った。
そこで多額の金を使わせ、借金ができると「稼げる仕事がある」と、性風俗の仕事をあっせんしていたという。
塾では、女性と会う回数についても細かく指導していて、初めて会う際の心構えを「堂々と!! 自分を作る」、「声のトーンを2種類」などと説いていた。
6回目は、水族館や遊園地などで思い出作りのデート。
そのあと女性に対し、「すごく楽しかったし、もっと一緒に居たいと思ったけど、自分のこと嫌いになってほしい」とメッセージを送るよう伝えていた。
いったん別れを切り出し、その半日後、相手の女性が寝ている時間に「会ってほしい」というメッセージを送信。
こうして相手の心を揺さぶり、性風俗で働くよう勧めるのだという。