ガチ恋客はなりたくてなれるモノではなく、結果としてなってしまうモノです
まず友達がいないことです、人と深く関係を築くことができない、避けるのは、ごく一部のヒトです
つぎに女に相手にされないことです、見かけが悪いではなく、僻みっぽく妬みっぽく３色チーズ牛丼系です
それでいて、プライドばかり高く、人を見下すヒト、裏返すとコンプレックスの塊でなければなりません
こういう手合いは、風俗へ通います、普通の人から見るとムダづかいですが、活きていくための必要行為です
自分が生きていていいんだ、そう１時間なりの短時間で実感できる、そういう体験のために、高いカネが必要です
こういう手合いが、風俗嬢はカネを稼ぎに来ていますから、客は敵だと思っていませんから、基本的には優しい
そういう営業上の一般的な優しさ、これをなにか特別な好意だ、そう思い込んでしまう、思い込みの強さが必要です
けれども、これだけでは不十分です、相手のありのままの姿を見るのではなく、自分の見たい姿をみる、つまり現実認識より自己中な願望を優先させる、認知の歪みが不可欠です
客であるオレ様がオキニを好きになってやっているのだから、オキニはオレのことを好きであるに違いない
または、こんなにオレ様がオキニのことを好きだというのが、オキニにわかれば、オキニは必ずオレのことを好きになる
もっともっと頑張れば、必ずオキニはオレを好きになる、こういった訂正できない思い込みが要るわけです。
普通に考えれば、男であれ女であれ、関係を深めて友達になり、まあ、彼女なり嫁さんなり、普通に探せばよいのだが、
わざわざ高いカネを払って、いいお客さん扱いされ、熱を上げて通い過ぎて、足らなくなったら借金するというのは本末転倒です
遊びは余裕の範囲でやるものですが、ガチ恋客にとっては、遊びではないんですね、人生そのものなんです
自らが気付き上げてきた虚構の世界に暮らしますから、現実の恋愛になることがないんです。
