こんなのがあった なるほどな面白い 俺のことかと思った(笑) リピ休みまっす
いわゆる風俗サービスってあるじゃないですか。
キャバクラだったりホストクラブだったり、
あるいはもうちょっとエッチなアレだったり。
時にはお世話になったこともあるわけですけれども、店を出たあとにいつも思うことは一緒です。どれだけ女性がぺっぴんさんで（いろんな意味で）サービスがよかったとしても、「虚しい」。この「虚しさ」はどうしても拭いきれない。
その理由は言わずもがなですが、本来人間と人間とが真剣に向き合って、嫌な思いとか怖い思いなんかもしながら関係をつくるべきところを全部すっ飛ばして、「お金」でもって「果実」のおいしい部分だけを得たとしても、それはやっぱり「偽物」です。それを心底わかっているからこそ、「虚しい」のだと思います。
どれだけ親しくなったような気にさせてくれたとしてもそれは「お金」なしには成立しえない関係です。
もちろんただの「サービス」としてそれを利用することは全然いいですよ。だけど、どうしても今の自分を超えていきたいとか、自分にしか出来ない何かを掴みたいとか、そういう思いを満たす為にはやっぱり自分で苦労してなにものかを生み出す過程が不可欠です。めんどくさいし、辛いし、リスクもいっぱいあるけれども、その過程がどうしても必要なのです。
そういう「生みの苦しみ」を全部すっ飛ばしてお手軽にお金を払って何者かになったような気になったとしても、それは風俗嬢が彼女でないのと同じく、どこまでいっても「偽物」であって「虚しさ」からは逃れることはできない。心からの満足感は得られません。
