航空自衛隊防府北基地の第12飛行教育団付の男性空士長(21)が職場において隊員の胸など触り精神的苦痛を与えたとして停職12か月の懲戒処分を受けました。
防府北基地によりますと男性空士長は2021年10月18日から24日までの間、同僚の女性隊員が拒否の意思を示しているにも関わらず性的な発言をするとともに胸を最低でも4回、尻を最低でも2回、服の上から触ったということです。
被害を受けた隊員の同僚が上司に通報し発覚しました。
男性空士長は「積極的にコミュニケーションを取ろうと考えた結果、行為がエスカレートした」と話しているということです。
防府北基地司令の吉田昭則・一等空佐は「隊員に対する教育、指導を徹底し同種事案の再発防止に努め、規律の維持に万全を尽くす所存です」とコメントしています。