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💎 倉敷市雑談


No.11310807
合計:
#532
岡山刑務所・面会者死傷事件で略式起訴
 今年(1999年)3月25日午前11時頃、勾留中の知人に面会するため街宣車で岡山刑務所に訪れた団体幹部の男性が、
街宣車を職員用駐車場に止めたため刑務官ともみ合いとなり、刑務官らが2人を刑務所庁舎内に連行し「制圧」した。
その際、6人の刑務官が団体代表を当直室の畳に、7人の刑務官が同構成員を床に、十数分間うつぶせに「制圧」し続け、
団体代表が胸部圧迫により窒息死、構成員は一時意識不明の重体となった。
岡山区検は、7月29日、現場を指揮した渡部征忠所長と竹板信夫前首席矯正処遇官、柴崎正文前統括矯正処遇官は、男性を取り押さえた際、
けがをしないよう注意を払うなどの刑務官への監督が不十分だったとして、業務上過失致死傷罪で略式起訴する一方、
刑務官13人による制圧行為は「庁舎管理権」に基づく正当な行為であったとして嫌疑不十分で不起訴処分にした。
また広島矯正管区は7月29日、渡部所長を停職2カ月、ほか2名を停職1カ月とするなど、同所職員計18人を処分した。
また法務省は矯正局長ら2名を注意処分とした。
さらに7月30日、法務省は渡部所長から出ていた辞職願を受理、後任に繁永正博・仙台矯正管区第二部長を発令した。
「制圧」行為によって現実に人が死亡しているにもかかわらず、略式起訴によって処理されたことには大きな疑問があり、同事件の今後に注目していきたい。


平成12年警察白書
 さらに、3月、岡山刑務所へ面会に訪れた政治団体幹部が、同所で公務執行妨害の現行犯として逮捕された際に死亡した事件をとらえて、
約410団体、約1,880人が街頭宣伝車約610台を動員して、「事件の真相究明と岡山刑務所関係者の責任追及」等を主張して、
岡山刑務所や法務省批判の街頭宣伝活動等に取り組み、
一部の右翼が、4月、「岡山刑務所に対する火炎ビン投てき事件」、6月に「法務省に対する街頭宣伝車突入事件」等を引き起こした。


[ 匿名さん ]
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